ヴィンテージマンションプロジェクト推進協議会について

協議会案内

ヴィンテージマンションプロジェクト推進協議会
(ヴィンテージマンションの定義:古くても価値のあるマンション)
設立趣旨

 
 我が国のマンションストックは610万戸を超え、都市部の居住形態としてなくてはならないものとなっています。一方で築後30年を経過するマンションも約150万戸と全体の25%となり、国土交通省も建替えや老朽マンション対策としてその施策を検討しております。しかし、国土交通省の平成25年度のマンション総合調査によると、約9割の分譲マンションでは長期修繕計画を作成し、管理組合、管理会社、施工会社、コンサルタント等がそれぞれの役割のもと、適切な維持管理を行ってきております。それにも関わらず分譲マンションの中古販売価格は、年々下がる一方であり、資産価値を向上させる大規模修繕工事やリフォーム、リノベーションを行ってもその評価がまったく反映されていない状況にあります。
 これについては、日本の分譲マンションの歴史がまだ浅く、実際にその寿命がどのくらいあるのか、保たせることができるのか、といった情報が不足していること、その検証が行われていないことなど、適切な評価を行うための仕組み作りがこれまで行われてきていなかったことが原因としてあげられます。
 
 そこで、適切な建物評価のあり方やその検証作業、実例報告などを関係団体の連携のもとに調査・研究を行い、関係各所に提言、支援、情報発信することを目的として当協議会を設立しました。

 

平成28年2月17日

協議会構成メンバー

【代表委員】 
 一般社団法人 マンション計画修繕施工協会 会長 坂倉 徹
【委員メンバー】
 
NPO法人 全国マンション管理組合連合会

 一般社団法人 マンション計画修繕施工協会
 一般社団法人 日本マンション管理士会連合会
 一般社団法人 リノベーション住宅推進協議会
 一般社団法人 マンションリフォーム技術協会
 公益社団法人 東京都不動産鑑定士協会
 NPO法人 リニューアル技術開発協会
 建物診断設計事業協同組合
 西武信用金庫
 ハウスプラス住宅保証株式会社
 株式会社住宅あんしん保証
【協議会事務局】
 
一般社団法人 マンション計画修繕施工協会内
【オブザーバー】
 住宅金融支援機構
 一般財団法人 不動産適正取引推進機構
 一般社団法人 マンション管理業協会