ドイツ

ヴィンテージマンションとは?ドイツ

2017/11/10

ドイツのブルーノ・タウト設計の世界遺産に登録されている集合住宅です。
ベルリン市内6か所に点在する「ベルリンのモダニズム集合住宅群」の一つであるジードルング・シラーパルクは、建設から100年ちかく経ったいまでも賃貸、分譲ともに高い人気を集めています。
ブルーノ・タウトの内装デザインは、今も当時のままで、色褪せない魅力があります。
 

 










【ヴィンテージマンションとは?】

日本では、大規模修繕工事などの適切な維持保全を行っているマンションでも、その維持保全の評価は反映されず、取引比較事例法での評価が主流になっています。その結果、図1のように米国の住宅の投資額に対する住宅資産額と比較して、日本の住宅投資額に対する住宅資産額は大きく目減りする状況となっています。
〔図1〕


日本のマンションでも、適切な維持保全を行うことで100年以上保たせることが可能だということが見えてきています。
この適切な維持保全が行われているかどうかを適切に評価し、資産価値に反映させ、建築後50年、100年のマンションといった古いマンションでも価値のある「ヴィンテージ化」するプロジェクト、これがヴィンテージマンションプロジェクトです。